さよなら、叔母さん

谷山です。

つい先日、母親から電話があり

「叔母さんが倒れた。病院に運ばれたけど意識がない」

という連絡を受けました。

ちょうどその日は予定が空いていたので、すぐに病院へ駆けつけ叔母さんを見舞いました。

口から管を入れられてかろうじて心臓が動いている叔母の姿は痛々しく、元氣だった頃の面影はありませんでした。

病院に到着するまでに起きた予兆

叔母は非常に明るくて活発な人でしたが、最近は何だか元氣がなくなったと聞いていました。

ウチの親族は親戚同士で仲が良く、普段から食事などにも出かける間柄だったのですが、忙しさにかまけて元氣が無くなった叔母さんとも最近は疎遠になっていました。

そんな叔母さんが倒れたという知らせを受けて、タクシーで病院に向かっていましたが、タクシーの中で妙に僕の6番チャクラが稼働している事に氣付きました。

「ああ、これは叔母さんの状態をトレースしてるんだな・・・・」

「確信」とまではいかないモノの、これから見舞う叔母さんに対して自分の意識が向いている事を思うとそう考えるのが理に適っている氣がしました。

そして病院に着くと様々な医療器具に囲まれている叔母さんがいました。

まるで寝ているかのような寝顔でしたが、薬で心臓を動かしている状態らしく、回復の見込みもないとの事でした。

周りでは叔母さんの娘さんや親戚が神妙な面持ちで叔母さんを見守っています。

近づくだけで6番チャクラがギュインギュインと稼働します。

トンレンをしていると6番チャクラが稼働する事も珍しくないのですが、ここまで稼働する事は普通はないので、不謹慎かもしれませんが興味を持ってしまったのは事実です。

寝ている叔母さんの近くに寄り、氣を循環させる事にしました。

叔母さんとトンレン

叔母さんに近づき、氣を循環させます。

「氣を打ち込んで少しは回復したらいいな」

そんな思いもありました。

周りの人たちに変な目で見られないぐらいの呼吸で氣を循環させます。

氣を循環させればさせるほど6番チャクラに圧がかかりますが、普段と違い「感情」や「波」をほとんど感じません。

これは僕にとっても初めての経験でした。

「何でだろう・・・・」

不思議に思った僕はさらに氣を循環させ、集中する事で叔母さんの状態を深く読み取ろうとします。(周りに人もたくさんいるのであんまり深く集中はできませんでしたが)

氣を循環させればさせるほど6番チャクラの圧は強くなります。

普通だったら、そこまで6番に圧がかかっている場合、氣が頭部に集中してしまい、2番チャクラや3番チャクラなど下部のチャクラの稼働が弱い傾向が多いのですが、そんな事もありません。

僕にとって初めての体感です。

「そういえば、人が死ぬとき魂は4番チャクラから上に昇って6番チャクラから抜け出すって聞いた事あるな・・・・・」

そんな話を思い出しました。

まぁ、叔母さんの姿を見ていると

「先も長くはないだろう・・・・・」

僕だけではないと思いますが、そんな事を予想させる状態でした。

叔母さんから感じた「戸惑い」

さっきも書きましたが、叔母さんと氣を循環させても「感情」や「氣の波」をほとんど感じる事はありませんでした。

それでもしばらく氣を循環させていると、ほんの少しだけ「戸惑い」みたいな感情を感じる事が出来ました。

叔母さんは当然ですが、意識はありません。

ですが、かすかに感じるんです。

「もしかしたら、どうやって体から抜け出すか?みたいな事で戸惑ってるのかもしれないな・・・」

そんな事を考えた次の瞬間、叔母さんの全身が

「ビクッ!ビクビクビク!」

と少し派手な感じで動きました。

周りのみんなも

「どうした!?」

と駆け寄るのですが、医師曰く

「単なる体の反応であり、痙攣みたいなモノ」

との事でした。

不適切な表現かもしれませんが、叔母さんと氣を循環させて感じた事は

「その時までもうカウントダウンに入っていて、半分以上死んでいる状態」

だという事は何となく感じました。

ただ医師から見たら回復の見込みがないにせよ、親族からしたら回復してほしいと願うのが人情ってものですので、寝ている叔母さんに「良くなってな」と挨拶をしてその場を立ち去りました。

そんな叔母さんが亡くなったという連絡を受けたのは昨日の事です。

今日は寂しい氣持ちと「苦しいのが終わって良かったね」という安堵の氣持ちが入り混じったなんとも言えない複雑な心境です。

色々とお世話になった人が亡くなるのはなんとも寂しいものですが、今はただただ冥福を祈るのみです。

叔母さん、いろいろとありがとう。そしてお疲れ様でした。

ゆっくり休んでね。