武当派太極内丹法とは?

内丹法

「武当派太極内丹法」と説明するとほとんどの方が「?」となります。

中には

「武闘派? 何それ怖い」

なんて言う方もいらっしゃいますが、全然違います。

中国の湖北省にある「武当山」(ぶとうさん・ウーダンシャン)という山があり、そこで受け継がれている「内丹法」という氣の練功法です。

元々、「内丹法」は仙人になる為の「仙道」として開発された技術で、今でも中国の山奥で行われています。

氣を練(ね)る術法を総じて「内丹法」、または「内丹術」といい、主に「陽の氣」を練り、操る事を得意としています。

陽の氣はパワフルで自分や他者に対して絶大な威力を発揮しますが、元々が門外不出である為に、日本人でキチンと修養している人は本当に一握りです。

書籍などは販売されていますが、それを読んで真似るだけでは本当の意味での修養とは程遠く、「強くなった氣がする」程度で終わってしまうのが関の山になってしまうので、ちゃんとした指導者の元で行う事が何より大切になってきます。

仙道の中心的修行法である「内丹法」は氣を練る事により心身を強化し、他者に対して強力に影響を与え、コントロールしていく古代から伝わる帝王学です。

神話的にはなりますが内丹法の初の使用者は中国を統治した五帝の最初の帝であるとされる「黄帝」と言われております。

体得の段階

1. 煉己築基(れんこちくき)
・・・内丹の基礎、呼吸法により、心身を整える段階。

2. 煉精化気(れんせいかき)
・・・精を練り、氣に変え、体中を巡らせていく段階。自分の身体の周りに氣を巡らす小周天(しょうしゅうてん)、氣によって人間と天地との交流を行う大周天(だいしゅうてん)を含みます。

3. 煉気化神(れんきかしん)
・・・氣を更に練り、火を付けて炉にかけて陽神(ようじん)を作りあげる段階

4. 煉神還虚(れんしんかんきょ)
・・・陽神を鍛えて空間、時間を超えて操り、最後には肉体も陽神と同じ状態にまで引き上げる段階

5. 還虚合一(かんきょごういつ)
・・・陽神も肉体も含めて、存在を消滅させていき、道(タオ)の根源に戻してしまう段階