心の傷を癒やすには

谷山です。

僕んとこに来られる方の100%は大人と言える年齢の方々です。

日々、そんな大人な方々とお話をさせて貰っていますが、意外にも結構な割合で「心の傷」を負ってる方がいらっしゃいます。

その「心の傷」を受けた年齢などは様々ですが、やっぱりどうしても心に引っかかりを残したまま日常を過ごしてるようです。

まぁ、そんな事言ってる僕も実は「心の傷」を抱えている状態なんですけどね。

大人になってから受けた心の傷

僕の場合は20代中盤に受けていた「ある仕打ち」がずっと心に引っかかっていました。

ちょっと常識では考えられない陰湿な仕打ちを受けた事が心に残っていて

「あんな人間が存在するのが信じられない」

「絶対に許される事ではない」

と「怒り」や「屈辱」、「悲しみ」が入り混じった様な複雑な感情に苦しんでいました。

僕自身、子供の頃は特に「心の傷」を負う様な事はなかったのですが、大人になってからの「傷」は強烈な感情を伴っていたのでかなり苦しかった記憶があります。

うん、今思い出してもやっかいでしたね~

同じような「心の傷」を負っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

「心の傷」は時間でも解決できない

「日にち薬」という言葉があります。

意味は

「時間が経てば忘れられるから今はしっかりしようよ」

みたいな意味だと捉えて下さい。

僕も以前はそんな風に考えていた事がありますが、僕の負った「心の傷」は時間が経っても癒える事はありませんでした。

実際、アメリカの心理科雑誌で特集された事もあるのですが、アリゾナ州立大学の研究チームが長年の研究の結果、「時間はそれほど人の心を回復する効果はない」と発表してます。

確かに時間が経てば多少は忘れる事が出来ると思いますが、大きな「心の傷」は表面化されなくても心の深い部分でくっきりと残ってしまうそうです。

そしてその「傷」を庇う為に無意識的に心にフタをしてしまい、本質的な自分を見失ってしまっている人を僕は何人も知っています。

「時間」は「心の傷」を癒やす効果は低いどころか、無意識の部分に大きなしこりを残してしまう可能性すらあるんですね。

心の傷を癒やすワーク

世間には色々な「心の傷」や「インナーチャイルド」「トラウマ」を癒やすワークがあります。

僕自身、自分の抱えてる「傷」に嫌氣がさしていたので色々なワークを受けてみました。

「体を使って胸を開くワーク」

「大声を出して胸の詰まりをとくワーク」

「受けるだけで癒されるエネルギーワーク」

など色々と受けてみましたが、正直効果を感じたワークはありませんでした。

受けた直後などはスッキリしたりして、自分の「傷」の事を思い出す事はないのですが、少し時間が経つとやっぱり「許せない」思いなどが浮かび上がってきてしまう事がほとんどです。

これはあくまで僕個人の感想ですが、それらのワークでも「心の傷」を癒やす効果は感じられませんでした。

「心に傷」を負っていない人はほとんどいない。結局は「余裕」が解決できる

まぁ、そんなんで10年近く「心の傷」に悩まされてきた僕ですが、最終的には自分自身が精神に「余裕」を持つ事で解決する事が出来ました。

これは「氣力」が増す事で自分が受けた仕打ちを客観視できたからだと思います。

不幸自慢ではないのですが、僕が受けた仕打ちを人に話した事があります。

それを聞いた人は

「ええ!そんな事する人間いるの?信じられない」

と同調してくれて、僕自身も「分かってくれる人がいた」とまるで傷のなめあいみたいな事をしていた時期もありましたが、精神に余裕を持つ事でそれほどの仕打ちをした人の氣持ちが理解できるようになりました。

「許せない」

という思いもいつの間にか

「あの人も一生懸命すぎて余裕が無さすぎる状態だったんだろう、大変だったんだな」

と「慈しむ」と言っては大げさかもしれないけど、その仕打ちをした人の心情などを察する様になりました。

そうなるともう過去に受けた「傷」は「傷」で無くなり、「良い勉強が出来た」という「思い出」に変わります。

今は当時の事を思い出すと何だか「ほんわか」してくるぐらいになれました。

現代はスピードと正確さを求められます。

それはもう「人間の能力」を超えてるレベルを求められていると言っても過言じゃないと思います。

そんな人間が寄り添って今の社会を形成しているので、みんな「余裕」がありません。

実際、「インナーチャイルド」じゃないですけど、子育てすら乱雑になってしまい幼少の頃に親から受けた「心の傷」を抱いて大人になっている人もたくさんいます。

「心の傷」は胸を詰まらせます。

胸が詰まっていたら「自分の思い」や「本当の感情」に氣づく事ができません。

その「傷」を癒やすには「自分自身が強くなる」事が一番効果的だと体験から僕は学びました。

「心の傷」を負ってしまっている方がいたら自分の精神に「余裕」を作って自分自身の傷を癒やしてあげて下さいね。

きっと人生がほんわかしますよ。